2015年1月28日水曜日

青少年相談機関に関するブロック連絡会議(九州)

内閣府が開催する、青少年相談機関に関するブロック連絡会議(九州地区)に参加してきました。

この会議は青少年の支援に関する事例発表をもとに、互いの支援のあり方や方向性を検討する形でした。

支援の第一線で活躍されている方々のお話をライブで聞けるのは貴重な機会。
途切れない支援、支援の連携をテーマにした各種事例発表とその検討は、いい刺激になりました。

九州地方ってひとくくりにしても、それぞれの地域の特色ってあるんでしょうね。
タマは関東からばびゅーんと上五島に飛んでいったので、
長崎本土の地理にも明るくないのです
電車やバスに乗るだけで、なんか久々に都会的な気分でした。

大分駅前は改修中でしたが、駅舎がオシャレなレンガ造りでした!


タマは
・不登校
・社会的自立の問題(ニート、引きこもりなど)
・発達障害
の3つの部門に参加しました。


参加して改めて感じたこと。
それは支援は生身の人がやることだってことです。


その人のことを、どれだけ理解できるか。
寄り添う距離も、やり方も、すべて理解しているかどうかから始まります。
現実的な支援の手段を落とし込むとき、
その人をどれだけ理解しているかで、選ぶ手段を作る、探るところからが始まりでしょう。
そうすると、伴走していくっていうのが一番近いイメージです。
つかず離れず。

きっと、支援の手段には正攻法とかはあるだろうけど、正解はありません。
教科書なんてないもんね。


子どもの頃は変な思い込みがあって、
「これだけ人類の歴史があるんだし、科学技術はべらぼうに進化してきたんだから……
わたしが疑問に思ったことは解決されてるにきまってる!」と、
いつも答えはどこかにある、探せばあるもんだと思っていました。


確かに、答えはあったんです。


だけど…
いつの間にかそれは本を読むだけでは解決できることじゃないと気付きました。
答えそのものを選ぶかどうか、選択肢を持つのは自分だけ、ということにも気付きました。
選ぶのはわたしでした。


人はややもすると、簡単なほうへ、すぐに答えを求めようとしてしまいがちですが、
何かと関係を作り上げていく時間を抜きにしては、できないことがたくさんありますね。


誰かの時間にご一緒することが、
ますます貴重でかけがえのないものになっていきます。


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