2017年9月16日土曜日

台風18号

久しぶりに新上五島町も暴風域・強風域の中にすっぽり入っています。

今は嵐の前の静けさ、というやつなのか
風もなく静かです。

時折、外からとんかんとんかん音がするんですけど
多分、外板を打ち付けているんだと思います。

今日は船も全て欠航です。
島は久々に孤島になりました。

備えあれば憂いなし!
と思ってスーパーに行ったら
なぜかパンが売り切れていました。

地元の方に聞いたら、
台風だとパンとカップラーメンが売り切れるのが早いそうです。

でも、ちょっとドキドキしています。
台風のコースにお家がある皆さんもそうですよね。

避難経路と
避難場所の確認はお済みでしょうか?

今日は放デイおるたま榎津とたまごっこ学習会のの開催日です。
今のところ、長崎県全域では強風・波浪・雷注意報が出ています。
強風・波浪警報は、気象庁の予報だと夜になってから出るかもしれない、
という見込みなのですが、迅速な判断を心がけて対応いたします。



今日の予定事業は警報が出た時点で中止にします。
皆様も、どうぞお気をつけて。

2017年9月15日金曜日

たまごっこ学習会 マンツーマンじゃ、ダメですか?

一回、タイトルだけで投稿していました(苦笑)
すみません。

さて、たまごっこ学習会でも、学習支援でも、
子どもたちが学習活動を行う中で必ずと言っていいほど言ってくる言葉があります。
「ねぇ。友達もさそいたーい!」
とか
「一人じゃいやだ!」
です。

最初からこんなこと言う子はいません。
多分、最初はそれなりに困っていることがあって
それが言葉にできないまま
学習会に来るようになって……
と自分のことで精いっぱいだろうし、
初めて会うスタッフとどうやって人間関係作っていこうかとか

つまり
余裕がないからでしょう。

それに、
私自身、家庭教師や塾での1対1を経て言葉に浮かんでくることは……

人は集団の中で伸びる

です。
え?
って思うかもしれませんが、
学習活動においては子ども同士の影響の方が、
大人から受ける影響よりもはるかに大きいようです。

私は同じ教材を使っていても、
個別に声掛けを変えていたり、
解き方を違うやり方で教えていたりするのですが
(それは、個人が持っている個性と、個人が到達している学習度によります。)
そういうのを耳をダンボのようにして聞いているらしいです。

そうやって、耳からも情報を入れて、目からも情報を入れていくっていう学習会は

なんでわからないんだろう……

わかりたい!!

つながっていってるのかなぁと思います。
それに、自分が直接言われるよりも、人が言われてるのを聞いてる方が、気楽に聞けるからかもしれませんね。

だから、
他の子どもたちへの意識が向いてきたときには
刺激が欲しいってことかな、と思いつつ
それを知的好奇心の方へどうやって接続しようかなと
いつも頭をうんうんひねっています。

学習支援については、
これはただの経験則に過ぎませんが、
お子さんの時期や科目によってマンツーマンがいい時もあれば
みんなで一緒にやるのがいい時期や科目があるように思います。

基本的には、自信が持てなくなってる時は個別がいいです。
他の人と比べなくていい時間が必要なことが多いです。
そういうのではなくて、
とにかく勉強に意識が向かないんですっていう場合には、
ある程度の集団で学習支援を行う方が、いい効果が生まれやすいです。



たまごっこ学習会の助成に関してはこちらです。
子どもの未来応援プロジェクトHP
https://www.kodomohinkon.go.jp/

2017年9月8日金曜日

夏休みも たまごっこ学習会

夏休みは過ぎていきました・・・
みなさん、それぞれの課題を持って勉強に励んでいましたが
さてここで気づいたことを一つ。

私は常々、間違いはわかるまでのステップの一つだと思っています。

間違い方から修正して生み出される対策は、
その子の対応力になるので、
間違えても自分でなんとかできる!
という意欲が生まれると思います。

Aのやり方がダメだったから、Bにしてみよう。
というチャレンジはありだと思います。

先生は最初から一つの道筋を教えてくれます。
ですが、先生は教えるプロなので、その道は「知らぬ間に」整っています。
先生たちが勉強すればするほど、研究すればするほど、洗練されていきます。

一方、初めて教わることは、お子さんにとっては獣道です。
道なき道にいきなりコンクリートで整備された道はできません。
いくら要求しても、出て来ないのです。
だから、義務教育は9年あるんです。
それ以上の高等教育機関は、3年以上あるのです。

自分で一歩ずつ踏みしめて、
振り返るとできた道だけしか、
身に付いたことにならないのでしょうね。

先生が教えてくれたことの意味づけや理解は、
いつも必ず遅れてやってきます。
その場でわかったことは、先生の補助があって、教室の雰囲気があって、なんとなく意識せぬままできたのです。
それまでにやり方を覚えておいて意味が後から立ち上がったり、
あるいは、先生の意図していることを予想して答えられるようになったりしていきます。

つまり、学ぶ方法が一つだけということにはならないのです。

先生が違えば、その先生が教えたことに対応する子供たちの理解プロセスだって
本当は変わってくるはずなんです。
それに、教わったことを自分一人で再現するまでには、長い時間がかかります。

その時間が人と比べて短いとか
その時間が不要な人が
「頭がいい」って言われるのかもしれませんね。

だからもし、
お子様が問題を解いているときに間違えてしまったときには、
「なんで間違えるんだ!」ではなくて
「じゃあ、間違えたところは一緒にやってみようか?」と次へつながる言葉をかけてみてください。
間違えるには理由があります。
その理由が、もしかしたらそのお子さんを形作る個性の一部かもしれません。

お子さんの近くにいる保護者の方は、そのお子さんの専門家です。
先生は教える専門家です。
だから、違う視点でそれぞれの見方がつながった時に、
思いもよらぬお子さんの像が立ち上がってくる瞬間がありますよ。

さて、お子さんたちの表現の導入に使った「キャット&チョコレート」というボードゲームを紹介します。
「話す」ことの重要性が言われて久しいですが、
・何を話すのか
・どうやって話すのか
・整合性があるか
・聞き手を意識しているか
等で伝わり方が変わってきます。
これは「何を話すのか」「整合性があるか」「聞き手を意識しているか」というのを客観的に見れます。

お題に沿って持っているカードを選び、ピンチを脱出する!
というもので、その子の発想や、カードの選び方の整合性、聞き手を引き付ける話し方、等をお互いに確認できます。
大人も子供も一緒にできるので、大人が四苦八苦する姿を見たり、「自分だったらこうするな」等と振り返ったりしやすいようです。
ルールは特に設けませんが、「人の発想をバカにしない」というのだけは徹底します。
これは大人がやれば、子供に伝わります。
「ああ、私はこういう部分がいいと思った!」と私が思ったことや、
「うーん、これはどういうことかもう一度教えてほしいな」等いった要求を伝える練習にもなります。
(ちなみに、全員に実施しているわけではなく、そういった課題があったほうがいいと判断したお子さんに、プログラムを作って実施しています。)

これは勝ち負けがわかるようになっているのですが、
終わった後はどちらかといえば、
このお題の時はどうするかなぁ……
という考えを深める方向に向かっていきました。
自分で考えるとは、さすが学習会に来てるだけあります!!

さんきゅー!


たまごっこ学習会の助成に関してはこちらです。
子どもの未来応援プロジェクトHP
https://www.kodomohinkon.go.jp/

2017年8月14日月曜日

7月の上京 たまごっこ学習会の可能性

タマです。
7月30日のイベントの直前まで、タマは東京に滞在していました。
といっても、弾丸滞在でちょっとしかいられなかったのですが、とある研究会に参加してきました。

それがすごく良かったのでご紹介です。
全国情緒障害研究協議会→HP(クリックすると別窓で開きます) 
に参加していました。
主として通級や支援級を担当する先生方の研究会です。

今年のテーマは「共生社会の形成のために果たす学校教育の役割~自閉症スペクトラムを中心とする特別支援教育における指導者の専門性とは~」というものでした。

東京都内の学校での事例発表を聞いたのですが、学校に生徒がたくさんいる都市部と比較すれば、上五島は状態が異なります。
状態から考えれば、都市部で求められる専門性と地方で求められる専門性の種類が違うのdでしょうね。

また、特別支援教育も、持たされている内容がどんどん変化していっていることがわかりました。
例えば、去年の文部科学省の中央審議会の特別教育部会のとりまとめ報告の中には、次のような一文がありました。

「特別支援教育は、障害のある子供たちへの教育にとどまらず、障害の有無やそ
の他の個々の違いを認め合いながら様々な人々が生き生きと活躍できる社会を形成し
ていく上での基礎となるものであり、我が国の現在及び将来の社会にとって重要な意味
を有している。」
(元の報告書はこちらから読めます。クリックすると別窓が開きます)

そう、特別支援教育のエッセンスは、多様性を確保するための入り口のようなものです。あった方が役に立つことが多いです。

私は福祉的な第三の居場所作りの一つの方法として学習支援を実施しているので、特別支援教育的な視点=福祉的な支援と教育的な方法という風にとらえています。
これは今実施している「たまごっこ学習会」がどのようなものかということにもつながります。

まず、福祉とはなんでしょうか?
福祉とは幸せや豊かさです。
だから、福祉が充実している=誰にとっても過ごしやすい・生活しやすいということです。そのために、「たまごっこ学習会」は放課後・長期休暇中の居場所作りという形をとりました。そして、送迎できるようにしました。
そして、学習における幸せは、学習で設定された目標を達成できるようになることです。学習における豊かさというのは、お子さんの知的好奇心を育む仕組みが作れることかなと思います。

お子さんの中で勉強をやりたくない!という子は本当に稀です。
自分のできる範囲でわかった、できた、やれた!という経験がある子は、その自分のできる範囲であるということを知ると存分に取り組みます。
特に「ここは学習会です」という看板を掲げているので、勉強したくない時間は多少あっても、勉強しないということはありません。これも環境調整のうちの一つです。
また、ご本人の様子や状態を見て、色々な角度からの学習方法を提供します。そこは療育的な手法でアプローチします。つまり、発達の段階に応じて適切な学習方法を選択し、他のよけいな刺激をいれません。寺子屋方式はその点、理にかなっていると思います。少人数で自分のやれる範囲のことをやっていくように設計し、必要な時を自分で選び、支援の要請をすることで、自発的に学習を進められるようにしています。

というわけで、現在では、勉強できない状態というのは本人だけの問題に収めきれないはずなのです。指導・支援に関わる人や、物理的な環境で可変的な課題として検討の俎上にのせられるはずなんです。



よーし、最後まで走りぬいてがんばるぞー!!とエールをもらったような気分で、東京を後にしたのでした。

たまごっこ学習会の助成に関してはこちらです。
子どもの未来応援プロジェクトHP
https://www.kodomohinkon.go.jp/

2017年8月2日水曜日

7月30日「つみきのそのさんと積み木で遊ぼう!」にご来場ありがとうございました!

さて、ブログでも告知していた7月30日のイベント
「つみきのそのさんと積み木で遊ぼう!」には多くの方々が足を運んでくださいました!
午前の部、神山保育所では28名の参加がありました。
久々に神山保育所は満杯になりました。


みんなで作ったタワーの中でそのさんが何やらしています。えええ?タワーに穴が開いちゃうじゃないの!!
子どもたちも目が釘付けです。
そのさん、何をしているの??

午後は、石油備蓄記念会館の2階大会議室で48名の方が参加!
大きく使ってドミノをみんなで作りました。これも、作り方に秘密があって、小さい子でもわかりやすく積めるようにそのさんが声を掛けたらあっという間にできちゃった!

なんで伏せてるお子さんがいるかと言えば、その方がドミノを楽しめるからですよ!

いい顔ですねぇ!
ドミノの後はタワーを作りました。
写真を撮れなかったのですが、壊れたタワーの後の積み木に寝ころぶ子供がいましたよ。
いたくないんですって。

積み木は五感を養う遊具として、かなりいいものだと改めて思いました。
空間の認知、積み上げる感覚、手触り、壊れた時の取り組み方、イメージしたものを作る力、見立て等、積み木を積む中で育まれる協調性等、ちょっと思いついただけでも、たくさんのことができます。保育士さんならアイデアがたくさん浮かぶのではないでしょうか?

五感を養う遊び、というのも最近ではお金を出して買うようなものになっています。
そこにも経済的な格差からの影響が生じやすくなっていると言えます。
島で育つ子供たちがそういった影響を受けにくくするためにも、島に住む人たちと一緒にできることをやっていければと思います!
せかい卵は、上五島に住むお子さんとその保護者の方のために、上五島で一緒に歩んでいきます。

この「つみきのそのさんと積み木で遊ぼう!」は子供の未来応援基金の支援を受け実施しました。詳細はこちらをご覧ください。
https://www.kodomohinkon.go.jp/

2017年7月16日日曜日

たまごっこ学習会 どんな仕組みでしょうか?

最近、ブログの投稿が滞っていまして失礼しました!
せかい卵は元気に活動しております。

助成事業が進行中です。
町内を回って学習会を展開しています。
今は町内で20名くらいのお子さんが参加してくださっています。
ありがたいことですね。

学習会はいわゆる寺子屋方式です。

ひとり一人のペースで学習が進みます。
自習みたいな要素で、不明点が出たら聞く。
あるいは、こちらで最初は見回りつつ、
わからなかったら質問できますよ、という雰囲気を作っていきます。
わからない、というサインも人それぞれです。

持っている筆記用具の動きが止まったり、
わかんなーい!!と大きな声を出してみたり、
寝っ転がってみたり、
疲れたーなんて言ってみたり、
日常生活の愚痴をこぼしてみてからすっと取り組めたり、
とサインはいろいろです。

わからない、はわかるへつながるサインです。
学習については、

基礎
・声に出すこと
・読むこと
・書くこと(単語や文章、文字等、レベルは様々です)
・言葉の意味・役割を知ること

応用
・体験と文字を結びつけること(具体→抽象への段階を作る)
・例文や類題を使って頭の中にある知識を問題に活用すること

教科学習上のコミュニケーション
・誰かに尋ねること
・誰かに報告すること
・誰かに相談すること

これらをバランスよくできるようにした上で、
義務教育であれば社会生活を送れるようにする、
高校教育であれば社会人として活躍できるようにするのが、
教科学習の目標の一つであると思います。

ただそれが、学習面での遅れがあると、それだけで恥ずかしくなったり、劣等感が出てきて居場所がなくなったように感じて学校生活を楽しめなくなってしまうことで、バランスが悪くなることがあります。
また、特性によってはサポートが必要な場合もあります。
そういう時には、家庭・学校以外の場所のサポートも効果的です。

その一つがたまごっこ学習会です。
外部としての位置づけを保つことで、第3の居場所(サードプレイス)+学習する場所、という機能を持たせています。

成績が上がるかどうかも大切なのですが、
その成績が上がるために必要なことは、
その子に合った学習方法で、
その子が面白い!楽しい!という気持ちを持てるかどうかだと思います。
それが、努力につながります。
面白いと思えば、またやってみようと思えます。
試行錯誤している時に、誰かが見守ってくれると思えば、またやってもいいかなと思えます。
自分に合ったやり方が見つかれば、今までよりも短い時間で効率よく学習が進みます。
そういう経験が積み重なって、
学習もやってみようと思えるのではないでしょうか。

例えば、この前は割り算の筆算のイライラを解消するために、私と、そのお子さんと2人で考えてみました。
・何がイライラするのか(問題の把握・設定)
・どうしたらいいのか(方法……マスを使うと見やすい)
・試しにやってみて(13ケタ÷1ケタの筆算)
ノートにマスを作っちゃえ!大きい数でもへっちゃらさ!


・納得できたか
・どこで使うか(学校・ご家庭・両方?と聞くと→家でやる時にする)
まで決まりました。
その子はすっきりしたのが嬉しかったらしく、
これノートにまとめるから!!
と言い出して、こんなまとめができました。
嬉しさ爆発!


ささやかなことだと思いませんか?
でも、こういう一つ一つの積み重ねが、本人の「次も挑戦してみるわ!」につながるようなのです。

そして、何より。
ライブでのやり取りは学習方法の一つとしてメジャーなのですが、やっぱり残っていくんじゃないかと思います。
動画を見ての学習でも、
双方向での動画のやり取りでも、
アプリやICT機器の学習でも、
合っているものは取り入れていくのがいいと思います!
方法が増えることは、学びの多様性につながります。

それでも、やはりお互い「わかったよ!」「わかったんだね!」の実感や肌感覚があると、次も足を運んでもらいやすいです。顔も覚えてもらいやすいのです。

大人でも、会って顔を見せて話して、わかることってありますもんね。

学習会は9月まで続きます。

助成をいただいている「子どもの未来応援基金」が掲載されているHPはこちらです。
https://www.kodomohinkon.go.jp/

7月30日のイベントのお知らせ!

現在採択を受けて「子どもの未来応援基金」の事業を進めています。
その一環として、7月30日にお子様・保護者様・現場の方向けのイベントを開催することにしました。

静岡県内を中心に活躍中の「つみきのそのさん」をお呼びして
積み木でダイナミックに遊びます。

遊び、というと軽く聞こえるかもしれませんが、
そうではありません。
抽象的な思考を育む前の段階において、具体物を使って遊ぶというのは非常に大事な段階だとされています。具体物で夢中になって遊びこむことで、抽象的な思考への接続がしやすくなります。

よく学び、よく遊べ!
ではなくて、順番で言えば
よく遊び、よく学べ!
なのかもしれませんね。

事前にお申し込みいただいた方には、
そのさんの「その文字」を当日のお子さんたちに使うテープにお名前を書いてくださるそうです。


というわけで、「その文字」のお申し込みも兼ねまして、参加の際には事前にご連絡くださいませ。


2017年6月26日月曜日

外部を持つ

昨日は声をかけてくださった方がいて、
久々に島を出て長崎で会議に出席してきました。

これまでの活動実績でご縁で、
お声がけくださっていると思うと、気が引き締まりました!

私はずっと現場担当なので、
外で頑張っている方々を見るとまぶしく感じると同時に、
世界が広がって見えたような気分でした。
たまに外に出る機会があると
せかい卵の立ち位置みたいなのを発見します。

島の中でやっていることが、実は外にもつながるきっかけになる!
と思うと、ワクワクしました。

長崎県は離島も含み
地域の特色もあり、かなり多様性のある地域なのだなぁと感じます。
それを超えて、
今困っている方々に何ができるのか、
私がやることは何か、もっともっとできることあるんじゃないか、
いけるんじゃないかと思うと、
外の世界を持つって大事だなぁと思います。

上五島はもしかしたら、
長崎の人からみれば「外」です。
上五島の人からみれば
長崎が「外」ですね。

そうやって、外に出ることで中が充実するってことはあるし、
そういう往来が何か変化を生むこともあります。

同様に、
家の中と外、
学校の中と外、
地域の中と外、
というように、「外部」があるからこそ成り立つ「内部」という見方があります。

なにか個人でも、「内部で」困った……と思う時には、
外部を持っておくことが大切なのでしょうね。
内部と外部の接続方法は、十分に吟味しないといけないことが多いかもしれませんが、
まあ、気軽に体験できるのは
旅行です。

観光客として(外の人として)訪れて
観光地の中の人(地元の人)と話をすることで見えてくるものがある。


最近のテーマです。
自分の中ばっかり見つめていても、
中から答えが出てくるわけじゃあ、ないんですね。
まあ、外にばっかり視線を向けててもダメで、
きっとそのバランスなのでしょう。

内部が豊かになるような、外の世界を持ちたいものですね。

2017年5月29日月曜日

発達障害をもっと理解するために

お久しぶりです。
今回はNHKが発達障害プロジェクトというのを立ち上げたそうで、番組がたくさん作られているようです。
いろんな方に知っていただけるようにここにも書いておきますね!

NHK発達障害プロジェクト
(クリックすると別の窓が開きます)

番組放送予定
5/27 (土) Eテレ 夜11時
ETV特集「“いるんだよ”って伝えたい ~横浜・特別支援学級の子どもたち~」

→6月1日(木)0:00~再放送です!!

5/28 (日) Eテレ 夜7時
バリバラ「ティーンズバリバラ ~発達障害の悩み~」

→6月2日(金)0:00~再放送です!!

5/29 (月) Eテレ 午前0時(28(日)深夜)
地球ドラマチック「海辺のフォックスホテル~ちょっと特別な若者たちの日々~」

終わってしまった……

5/30 (火) Eテレ 夜8時
ハートネットTV「シリーズ 罪を犯した発達障害者の”再出発” 第1回 少年院の現場から」

5/31 (水) Eテレ 夜8時
ハートネットTV「シリーズ 罪を犯した発達障害者の”再出発” 第2回 出所、そして社会へ」

というわけで、要チェックですね。
発達障害について気になる方はこういう情報にも目が行きます。
でも、
知ってほしい人たちにも届くために、こうした取り組みがあることを知ってほしいですね!

それでは!
タマ

2017年4月30日日曜日

せかい卵のGW

遅ればせながら、ご案内です!
せかい卵ではGWに二つのイベントを行います。

1つは、放デイおるたま青方のオープン記念のイベントです。
もっとたくさんのお子さんと一緒に集団で過ごせる時間を作れないかな?
と新しく立ち上げました。

場所も石油備蓄記念会館なので、立ち寄りやすいです!
5月2日(火)①16:00~17:30
       ②18:00~19:30

今後も継続的に通うには町への申請が必要です。
ですが、
今回の無料イベントは、放デイを利用してみたい方の参加をお待ちしております!
一緒にこいのぼりを作って遊びましょう!
大きなこいのぼりと、小さなこいのぼり、両方用意しましたよ~!!
(町の申請に当たっては、いくつか条件がございます。お問合せ下さい。)


2つ目は、久々の今里フリースペースです!
これはどなたでも来場可能です!
まだ空きがありますので、お問い合わせお待ちしております!
5月7日(日)10:00~12:00
場所は神山へき地保育所です。
細長くふくらむバルーンアート用の風船で、自分だけの作品を作ってみませんか?

お待ちしてます!


2017年4月16日日曜日

春休みのこと

新学期も始まりましたね!

春休みは学習会三昧でした。
宿題のないお子さんたちも、あるお子さんたちも、
思い思いの方法で勉強を進めていましたよ。

新学年の教科書を見てみたり、
復習をしてみたり、
やってみたかった勉強に挑戦したりという姿が見られました!

気持ちに余裕があると、
今までと違う事にも手が伸びるチャンスが出てくることがあります。

参加回数が増えてくることで、
学習で困っていることを伝えられるようになったり、
やってみたいことを伝えてくるようになったり、
準備している教材にふと手を伸ばしたり、
好きなことや趣味について話したりと言ったことが増えてきます。

そうやって自分で表現できることが増えていくというのは、
人との関わりを作る1つの方法だと思います。
また、子どもたちが集中して取り組む時間が出てくると
集中した後の子どもたちはいい顔をしています。



居場所作り、
ってどういうことかなぁと思いながらこの5年やってきました。
また来てもいいかな、と思えるには何が必要なんだろう。
こっちが試行錯誤していることの方が多いかもしれないです。

2017年3月15日水曜日

上五島制服バンクよりお知らせ

高校生は卒業式を迎え、
今はつかの間の充電中?でしょうか?
ちらほら若葉マークをつけた車が島の中を走るようになりました。


中学生は今日、15日が卒業式でした。
よく晴れたうららかな春の空のもと、
それぞれの新しい進路へ向かって出発ですね!

明日、16日は県立高校の合格発表。
進路が一気に決まります。

そんな中、
上五島制服バンクはお問い合わせが増える時期になっています。
少しずつ浸透してきてくださったようです。
ありがたいことです!

今年度は
中五島高校の母の会様と連携して活動を始めました。
寄付の窓口等を引き受けてくださっています。
この活動に理解してくださり、
アドバイスしてくださった方々、
ご尽力くださった方々、ありがとうございます!


チラシは県民ボランティア基金の助成を受け、
一新いたしました。
いいデザインで、仕組みがわかりやすいです。
今は島内でご協力をいただき、あちこちにチラシを配っている最中です。


もし、ご不要の学用品がある場合にはお問合せ下さいませ。
島内であれば受け取りに参ります。


物を大事にする暮らしの知恵の中から
島のためにできることを一緒にやっていきませんか?

新上五島町って子育てしやすいじゃないとか、
ちょっとした時に使えて助かった!
という
支えあいを形にしていければと思っています。



これから満ちて開こうという時の椿の花です。
卒業を迎え、新しい旅立ちのお子さんのようです。


たまごっこ学習会 人気の学習グッズ

徐々に日がのびてきて、ぽかぽかと温かい日も増えてきました!

さて、今回は人気の学習グッズをご紹介します。
学習会、というとそれだけで
「ええ~ 苦手な勉強なんでしないといけないの!」っていうお子さんもいます。
あとは、切り替えしたかったり、
雑談をしたかったり、
机に向かって学習するのが難しいお子さんだったり、
実は書字がうまくいかなかったり……

まあそんな時に
導入だったり
気分転換だったり
あとはそのために自分で勉強をしたり、
うちの学習会では人気の学習グッズです。

漢字カードです。
これは部首だけでできているので、それを組み合わせて使います。

漢字は書き取りをたくさんして覚えるもの、という意識が強いですが、
ここでの学習支援における漢字へのアプローチは以下の4つです。
・読み
・書き
・意味
・文脈の中で利用できる(熟語や単語として)

二人以上で取り組めばゲーム性も高くなります。
一人でやれば自分の記憶を確認できます。
こちらの投げかけも、その子によって変えていけます。

というわけで最近の取組みをご覧ください。
2人とも小学生です。

たくさん漢字を作りたくて、「カードないやつでも書いてみる?」と声をかけたら「そうする!」と言われたので、こうなってます。途中からは常用漢字表の中から見つけたものを写しています。

「これ、見たことあるよ」と教えてくれたり、「こんな漢字あったかなぁ?」と尋ねにきたりしながら、作ったものです。
ここから例えば、
・音読みができること
・訓読みができる(送り仮名を含めて)こと
・部首が言えること
・熟語が出てくること
・気になったら漢和辞典・漢字辞書(常備しています)を引くこと
・漢字の成り立ちを知ること
へとアプローチしています。

この時間は、他にことわざ等も飛び交っていました。
連想していろんな既習の知識を出し合っては、
「何それ?」
「知らない!」
となったところに、知っている誰かが
「こうじゃない?」と意味を伝えたり
「じゃあ辞書引いてみれば?」と伝えたりしています。

学習もなんか楽しくてまたやりたくなっちゃう!
っていう経験が積み重なっていくといいなぁと思います。

では。
「『はげぱんまん』っていう名前だよ」と言って子どもが残していきました。

この学習会は「子供の未来応援基金」によって助成を受け、実施しています。
ご興味を持たれた方、詳細はHPをどうぞ。
http://www.kodomohinkon.go.jp


2017年3月13日月曜日

たまごっこ学習会 白地図で勉強の回

この前のたまごっこ学習会は、
ちょっと緊張感がありました!

というのも、
お子さんと一緒に「県庁所在地クイズ」をやったからです。


最初に白地図で都道府県名と県庁所在地が書いてあるものを使って、
自分の今の状態を把握します。

たとえば、間違いやすいところを確認しあいます。
「群馬県の県庁所在地があぶなかったわー」
「島根と鳥取って、たまに迷うよね。どうやって覚えようか」
「四国ってさー、高知大きいよねぇ」
とやり取りを重ねつつ、
いろいろ言い合って他の人の覚え方を参考にしたり、教えあったりします。

ちなみに、島根と鳥取の位置がはっきりしないというので、
地図上でおさらい。

あるスタッフは
・島根は山口の右隣。
・島根には宍道湖がある。(=地図に湖がある)
・鳥取は島根の右隣。
と位置情報をメインに伝えていました。
字が読めて書けるからですね。

そこに、
・広の北が
という位置情報と文字情報が偶然一致しているのを使って、
フォローする別のスタッフがいました。

他にも、
県庁所在地と県名が一致しないときには、
県名と県庁所在地が同じところを確認します。
それから
違うところを確認しています。

あるいは、共通点を上げてまとめたりしますね。
・海なし県
・九州地方
といったように全体の情報を分割して提供します。

そういうことをしながら、
その子が「都道府県クイズしたい」と言ったのを変えて、
ちょっとゲーム性を取り入れて確認することにしました。
クイズをするには情報量が必要なのですが、
県庁所在地と都道府県名だけ覚えている状態だったので、
各自で全部の県庁所在地と都道府県名を言って、
地図を完璧に仕上げることを目標にします。

そうすると、お互いの弱みと強みを報告しあって、カバーする形が生まれます。
相手の情報を受け取って、分析するというという練習にもなります。

今回は順番に
白地図の都道府県を一つずつ選び、
「ここは○○県で県庁所在は○○です!」と言って、
紙に漢字を書き入れます。


スタッフが意識して仕掛けていたのは、
・知識を共有して楽しめること
・本人の弱みを伝えられるような形を作ったこと
・お互いの覚えてない所をカバーできること
・漢字の書きについては時間をとって待ったこと
です。

例えば、この時に「もっと字をきれいにかきなさい」等と言うとゲーム性の楽しみも落ちてしまいます。
また、こういう形で確認する時間をとることで、
「これ、覚えてないかも」と言いやすくなります。

勝負でもないので、
感じるのは多少のプレッシャーのみです。
それも、事前にある程度はおさらいできているので、
やろうかなという気持ちにもなりやすいです。


こうして、
3回目にしてやっと全員でパーフェクトを達成したのでした。
よかったよかった!

がんばったスタッフ。お疲れ様です。
この学習会は「子供の未来応援基金」によって助成を受け、実施しています。
ご興味を持たれた方、詳細はHPをどうぞ。
http://www.kodomohinkon.go.jp


2017年3月12日日曜日

子どもの未来応援基金「たまごっこ学習会」のきっかけ

お久しぶりです。
タマです。

小学生から高校生を対象にした、たまごっこ学習会というのを12月から始めています。

これは、国の子どもの未来応援プロジェクトの一つ、未来応援ネットワーク事業に採択されて実施しています。
新上五島町内、5地区で実施中です。
内閣府の助成金事業が採択されたので、学習会をしています。
有川・北魚目・新上五島・奈良尾・若松を月2回ずつ回ります。

「たまごっこ学習会」の名前は、
以前委託を受けた県の事業でつけてもらった名前です!
困っているお子さんに、
学校外での学習の場を増やす学習支援を行っていきます。

もともと学校の外で学習の場を増やすというのは
居場所支援の一つの方法でもあります。
誰かとの関係性が増える可能性があることで
心の置き所が増えるからです。
人間関係の網の目を増やしていくようなイメージです。

そして、学習支援ではお子さんの困っていることの原因が少しでもわかって、
それに基づいたアプローチを行って、
困っている感じが減ること。
それは学習活動で「できた!」「わかった!」「もっとやりたい!」と思える時間を作ることです。
そうした学校外の学習支援活動と、居場所作りを兼ねて実施している事業なのです。

今回は手始めに、始めるきっかけについて説明します。

きっかけは、この調査です。
長崎県で行われた「特別な教育的支援が必要な児童生徒に対する 実態調査の結果について」です。
これは平成27年11月に行われた長崎県内の小・中・高等学校の通常学級に在籍する児童生徒及び、高等学校が対象です。
「各担任等が指導するなかで、学習面、行動面、対人関係やこだわりに おいて「特別な教育的支援が必要」と思われる児童生徒」は小学校の平均で10.5%、中学校の平均で8.4%、高等学校で3.8%だったそうです。
これは市町村別の発表がないので、上五島にそのまま当てはめるわけにはいかないのですが、これを知ってから、そうしたお子さんと出会えないかな?と思っていました。

せかい卵では放課後等デイサービスを運営していますが、
放課後等デイサービスとは別の形で、
別のお子さんにに出会う機会があればなあと思いました。

いわば、見えにくい「困っている感じ」のお子さんと出会うこと。発達の凸凹だって、目には見えにくいのですけれども、担任の先生が捉えた「学習面、行動面、対人関係、こだわり」といったものは、お子さんの出しているサインでもあるととらえることもできます。
そういうサインを出しているお子さんと出会う機会をどうやって作ればいいのかなと思い、この学習会を作りました。

たまごっこ学習会では、参加されているお子さんやそのご家族の困っていることが何か、面談を通して把握し、アセスメントを行いながら学習会を実施しています。
アセスメントを通じて、目の前にいるお子さんは何に困っているのかな?どんなアプローチがよいのかな?と計画を立てて進めることができます。

さて、その学習会を実施している上五島には
学校に通うお子さんは何人いるでしょうか?

上五島は五島列島の中の一つの島です。人口は19185人(2月の推計です)。
東京ドームの収容人数は55000人だそうですが、上五島の人口では満員にできません。両国の国技館(収容人数は11000人)ならいけます!

ちょっと話がずれましたが。
そのうち、学校に通うお子さんは
小学校は11校で、児童数は855人。
中学校は5校で、生徒数は534人。
公立高校は2校で、生徒数は521人。
特別支援学校分教室(高等部のみ)が9名。

合計1919人。

ちょうど、島の人口の10%です。
これに通信制高等学校の生徒さんが入ります。

数字や比率はサイズを知れるので目安として使いやすいですね。

ちなみに、上五島のお子さんに先ほどの、
「各担任等が指導するなかで、学習面、行動面、対人関係やこだわりに おいて「特別な教育的支援が必要」と思われる児童生徒」の数値を当てはめると、約150人になります。
目安ですけれども、そうしたことを想定しながら
誰と何を共有するか、を考えていきたいと思います。

というわけで、次回からは学習会の様子をお伝えいたします。


(引用をしたHP)
特別な教育的支援が必要な児童生徒に対する 実態調査の結果について
https://www.pref.nagasaki.jp/shared/uploads/2016/02/1455872039.pdf

長崎県HP 毎月の推計人口
http://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/kenseijoho/toukeijoho/idojinko/278805.html

長崎県HP 学校基本調査
http://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/kenseijoho/toukeijoho/gakkoukihon/
学校の状況をもっと知りたい方はこちらがいいですよ。
平成28年度長崎県学校別児童・生徒数等
https://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/kanko-kyoiku-bunka/gakkokyoiku/edu_statistics/kihonkekka/263405.html

長崎県佐世保特別支援学校HP
http://www2.news.ed.jp/bunrui/syoukai/gaiyou/76805gaiyou/76805seitosuu/12193.html

(子どもの未来応援プロジェクトHP)
https://www.kodomohinkon.go.jp/



椿が咲いてました!

2017年3月2日木曜日

19の命 ~役に立つか立たないか、という価値観~


昨年7月、神奈川県で障害者殺傷事件が起きました。
19人の方々が亡くなりました。

この事件、報道の仕方や犯人の主張も含め、様々な問を投げかけており、
未だ、私たちの心の中で未消化なものがあるように思います。

ここでは、あまり多くは語れません。
私自身、未消化過ぎて、言葉にならないことが多いからです。

でも、あえてここで取り上げてみたいのは
一人でも多くの方に、この事件の投げかけている問について
あなたはどう感じますか?
あなたはどう考えますか?
と聞いてみたいからです。

私は、この中で出て来る
「社会の役に立つ・立たない」という言葉が引っかかっています。
私たちは、いつの間にか社会の役に立つか立たないかで人間の存在価値をはかってしまうような
そんな社会に生きているのでしょうか。

確かに、学校で子どもが
「将来、社会の役に立つ人間になりたいです!」
と言ったら
「そうか、えらいね」
とほめられたりするのかもしれないですね。
親だって、そんな言葉を聞いたら
「うちの子も大したこと言う」
なんて、誇らしげになるのかもしれない。

そんな私たち大人の評価が子どもの価値観を作っていくのですよね。
私たちの無意識の要求が、子どもたちの価値観に影響を及ぼしていると思うのです。

でも、大人の社会はもっと役に立つことを顕著に求められているのかもしれません。
会社で業績を伸ばせない人、役に立たない人は、リストラの対象になる?
「あの人、仕事できないよね」と影口を言われる?

どうしたら、役に立つ・立たないという理論から抜け出し
一人ひとりの存在の尊さにたどりつけるのでしょうか。
そうした議論をするとき、自分たちの置かれている立場や日常とは切り離された
どこかよそ事の理想論が繰り広げられていないでしょうか。

皆さんは、この事件から何をどう感じ、何を考えますか?

事件の概要等、詳しくは下記のHPをご覧ください。
そして、障害のある方、社会の在り方、社会の一員としてどうありたいか。
私たちの心の中にある差別、区別の意識。
そんなものに目を向ける時間をとっていただけたらと思います。

19の命
http://www.nhk.or.jp/d-navi/19inochi/


2017年2月22日水曜日


2月14日……過ぎちゃったけど。
せかい卵の誕生日(設立記念日)でした!!!
5年目に入りました。

5年っていう言葉って、なんか1つの節目が来そうな感じしませんか?

本当なら、この4年間をじっくり振り返って、思い出に浸るところなんですけど。
いやいや、もうぜんっぜんそんな時間なくて……。
「あー、今日は2月14日だああ」って思ってる間に、終わっちゃいました(笑)。

今年の2月14日、皆さんはどこで何をしていましたか?
バレンタインだもんね。
ロマンチックな時間を過ごした人も、涙した人も、いろいろだったのかな?

私は、この日、長野県の松本市にある信州大学附属病院にいました。
この病院の「子どものこころの診療部」というところで、研修を受けていました。
発達や心の問題を抱えた子どもたち、親御さんたちが来るところ。
それを診察するのは……本田秀夫先生(精神科医)!

皆さん、本田秀夫先生ってご存知ですか?
私はこの方のファンでして(笑)。
それで松本のこの病院を研修先に選ぶほどね(笑)。

本田秀夫先生をご存じない方、ぜひググってください。
たくさんのご著書、講演、等等が出てきますよ。
発達障害に関して、日本で1、2を争うほどの方!と私は尊敬しているんです。

発達障害に関しては、多くの研究者も、精神科医も、支援者もいますが、
私が本田先生に惹かれたのは、子どもの立場に立って子どもと向き合い
保護者の迷いや気持ちも受け止めて
そのうえで、家庭や学校等、その子の環境を負荷の少ないものへと調整していく。
私にはそんな風にうつるんです。
そんな所が、私がこの仕事をするうえで大切にしていることでもあるから共感し、
それを成し遂げる本田先生を尊敬したんだと思います。

あと、研修を通してわかったこと。
それは、「ドクターの役割」というのを常に念頭においていらっしゃるということ。
当たり前のように聞こえるかもしれないけれど、私たちいつだって自分の立ち位置とか
目的とか、見失わないように気を付けていないと
簡単に見失ってしまうものだと思うのです。

NPOを立ち上げる時、ある方がこう言ってくださいました。
「何のために始めたのか、忘れないでほしい」と。
ずっと、この言葉を忘れず、立ち返りながら4年間やってきました。
そして、今回診察室の本田先生を見ていて「自分の役割」を把握して
適切に実行することの大切さを学びました。

最後に。
本田先生がおっしゃった言葉で印象的だったのは
「発達障害の支援において大切なのは、欲をかかないことです」
というもの。

これ、難しいです。
本人のために、良かれと思って……。
やってしまうこと、期待してしまうこと、ありますよね?
でも、その方が楽しく生きることが一番大切なのかもしれない。
そんな風に思う、設立記念日でありました。

5年目のせかい卵を、どうぞよろしくお願いします。



2017年1月7日土曜日


あけましておめでとうございます!

今日から本格的に新しい年を稼働しております。
皆さんは、お正月をどのように過ごされましたか?
私は、ゆっくりしたのは3日まで。
そのあとは、なんだかあわただしくて、あっという間に平日モードになってしまいました。
もったいな~い!

酉年の今年は、卵のイラストが入った年賀状が多かったですね。
せかい卵としては、親近感のわくイラストばかりで(笑)。
せかい卵の年賀状も、もちろん、卵!です。

せかい卵は、法人になってからもうすぐ4年です。
せかい卵っていう名前をつける時、いろんな言葉の意味とかイメージとか調べました。
今でも覚えているのは、「卵」って、その中に1つの完成された世界がある・1つの宇宙っていう意味でも使われること。

すごく興味深かったのを覚えています。
完成された世界って?
1つの宇宙って?

すごく気が遠くなるようなイメージでもありますが、
子宮もまた、宇宙に例えられることがありますね。
胎児は、握ったその手の中にすべてをもっている完全な存在なのだという話を聞いたことがあります。
お母さんのおなかからでてきて、その握った手を開いた時に失ったものを生涯かけて追い求めるのだとか。
だから、人間は不完全な存在なんでしょうかね。

って、これまたなんか気の遠くなるような話になってしまいましたが。
個人的には、鶏が先か、卵が先かっていうのは、すごーく気になります。

わからないことだらけの世界で、
正解のない世界で、
できる限りのことをやっていってみたいです。

今年もよろしくお願いいたします。


数の操作 10のまとまりの次は?

学習支援のタマです。 今回の記事は、算数です! 最近お子さんたちを見ていて、つまづきやすいのは ・繰り下がりのある引き算 ・割り算 ・計算の工夫 ・単位の換算 ・比の概念 です。 多分、この分野は、記号とお約束の通りに数を操作することがメインになるので、 自...