2017年8月14日月曜日

7月の上京 たまごっこ学習会の可能性

タマです。
7月30日のイベントの直前まで、タマは東京に滞在していました。
といっても、弾丸滞在でちょっとしかいられなかったのですが、とある研究会に参加してきました。

それがすごく良かったのでご紹介です。
全国情緒障害研究協議会→HP(クリックすると別窓で開きます) 
に参加していました。
主として通級や支援級を担当する先生方の研究会です。

今年のテーマは「共生社会の形成のために果たす学校教育の役割~自閉症スペクトラムを中心とする特別支援教育における指導者の専門性とは~」というものでした。

東京都内の学校での事例発表を聞いたのですが、学校に生徒がたくさんいる都市部と比較すれば、上五島は状態が異なります。
状態から考えれば、都市部で求められる専門性と地方で求められる専門性の種類が違うのdでしょうね。

また、特別支援教育も、持たされている内容がどんどん変化していっていることがわかりました。
例えば、去年の文部科学省の中央審議会の特別教育部会のとりまとめ報告の中には、次のような一文がありました。

「特別支援教育は、障害のある子供たちへの教育にとどまらず、障害の有無やそ
の他の個々の違いを認め合いながら様々な人々が生き生きと活躍できる社会を形成し
ていく上での基礎となるものであり、我が国の現在及び将来の社会にとって重要な意味
を有している。」
(元の報告書はこちらから読めます。クリックすると別窓が開きます)

そう、特別支援教育のエッセンスは、多様性を確保するための入り口のようなものです。あった方が役に立つことが多いです。

私は福祉的な第三の居場所作りの一つの方法として学習支援を実施しているので、特別支援教育的な視点=福祉的な支援と教育的な方法という風にとらえています。
これは今実施している「たまごっこ学習会」がどのようなものかということにもつながります。

まず、福祉とはなんでしょうか?
福祉とは幸せや豊かさです。
だから、福祉が充実している=誰にとっても過ごしやすい・生活しやすいということです。そのために、「たまごっこ学習会」は放課後・長期休暇中の居場所作りという形をとりました。そして、送迎できるようにしました。
そして、学習における幸せは、学習で設定された目標を達成できるようになることです。学習における豊かさというのは、お子さんの知的好奇心を育む仕組みが作れることかなと思います。

お子さんの中で勉強をやりたくない!という子は本当に稀です。
自分のできる範囲でわかった、できた、やれた!という経験がある子は、その自分のできる範囲であるということを知ると存分に取り組みます。
特に「ここは学習会です」という看板を掲げているので、勉強したくない時間は多少あっても、勉強しないということはありません。これも環境調整のうちの一つです。
また、ご本人の様子や状態を見て、色々な角度からの学習方法を提供します。そこは療育的な手法でアプローチします。つまり、発達の段階に応じて適切な学習方法を選択し、他のよけいな刺激をいれません。寺子屋方式はその点、理にかなっていると思います。少人数で自分のやれる範囲のことをやっていくように設計し、必要な時を自分で選び、支援の要請をすることで、自発的に学習を進められるようにしています。

というわけで、現在では、勉強できない状態というのは本人だけの問題に収めきれないはずなのです。指導・支援に関わる人や、物理的な環境で可変的な課題として検討の俎上にのせられるはずなんです。



よーし、最後まで走りぬいてがんばるぞー!!とエールをもらったような気分で、東京を後にしたのでした。

たまごっこ学習会の助成に関してはこちらです。
子どもの未来応援プロジェクトHP
https://www.kodomohinkon.go.jp/

2017年8月2日水曜日

7月30日「つみきのそのさんと積み木で遊ぼう!」にご来場ありがとうございました!

さて、ブログでも告知していた7月30日のイベント
「つみきのそのさんと積み木で遊ぼう!」には多くの方々が足を運んでくださいました!
午前の部、神山保育所では28名の参加がありました。
久々に神山保育所は満杯になりました。


みんなで作ったタワーの中でそのさんが何やらしています。えええ?タワーに穴が開いちゃうじゃないの!!
子どもたちも目が釘付けです。
そのさん、何をしているの??

午後は、石油備蓄記念会館の2階大会議室で48名の方が参加!
大きく使ってドミノをみんなで作りました。これも、作り方に秘密があって、小さい子でもわかりやすく積めるようにそのさんが声を掛けたらあっという間にできちゃった!

なんで伏せてるお子さんがいるかと言えば、その方がドミノを楽しめるからですよ!

いい顔ですねぇ!
ドミノの後はタワーを作りました。
写真を撮れなかったのですが、壊れたタワーの後の積み木に寝ころぶ子供がいましたよ。
いたくないんですって。

積み木は五感を養う遊具として、かなりいいものだと改めて思いました。
空間の認知、積み上げる感覚、手触り、壊れた時の取り組み方、イメージしたものを作る力、見立て等、積み木を積む中で育まれる協調性等、ちょっと思いついただけでも、たくさんのことができます。保育士さんならアイデアがたくさん浮かぶのではないでしょうか?

五感を養う遊び、というのも最近ではお金を出して買うようなものになっています。
そこにも経済的な格差からの影響が生じやすくなっていると言えます。
島で育つ子供たちがそういった影響を受けにくくするためにも、島に住む人たちと一緒にできることをやっていければと思います!
せかい卵は、上五島に住むお子さんとその保護者の方のために、上五島で一緒に歩んでいきます。

この「つみきのそのさんと積み木で遊ぼう!」は子供の未来応援基金の支援を受け実施しました。詳細はこちらをご覧ください。
https://www.kodomohinkon.go.jp/

数の操作 10のまとまりの次は?

学習支援のタマです。 今回の記事は、算数です! 最近お子さんたちを見ていて、つまづきやすいのは ・繰り下がりのある引き算 ・割り算 ・計算の工夫 ・単位の換算 ・比の概念 です。 多分、この分野は、記号とお約束の通りに数を操作することがメインになるので、 自...