2014年1月25日土曜日

今週のフリースペース


今週の木曜日の今里フリースペースは、14人の子どもたちが勢ぞろい!

先生が出張中で宿題がない子は、ランドセルと上着を置くと、
あっという間に園庭へ駆け出して行きました。
園庭を自転車で何周かした後、なぜか室内へ戻ってきました。

きっと、他の子たちが宿題をやっていてなかなか園庭に出てこないので、
一人じゃつまんなくなったんでしょうね(笑)。

1年生の宿題の算数のプリントをのぞくと、2桁の足し算。
みんななかなか位の概念がわからないようで、
2桁だというのに、指を駆使して足していました(笑)。

それから、おうちのお手伝いカードのようなものがあって。
お手伝いするごとに家の人のサインをもらう仕組みになっているようなんですが、
ひとりの子が「肩もみしてあげるから、サインして~」とカードを持ってきました。
「いいよ~」とは言ったものの期待していなかったのですが、
その肩もみの気持ちいいこと!!!

特に力があるわけでもないのに、
その子の手や指が触れたところが、ジワジワとほぐれていくんですよ。
驚きました。

子どもって、天性の癒しの力を持っているのかもしれませんね。



室内では、宿題を終えた子たちが大きな積み木で遊びだしました。
憧れの秘密基地かな?



2014年1月22日水曜日

結膜炎の夜


上原先生が来島され、支援者養成講座を実施していた3連休の中日。
朝起きたら、右目の瞼が腫れてました。
すっかり、お岩さん。

翌日には腫れがひいたので、そのうちよくなるだろうと思っていたら、いつまで経っても大量の目ヤ二がおさまらず。
毎朝、上下の瞼がくっついて開かないほど……。
そのうち、目の周りが痛くなるわ、頭痛はするわ……さすがにこれはおかしい!と病院に行きました。

両目とも結膜炎でした。卜ホホ。

もらった目薬をさしたら、2日ほどでアッとあう間によくなってきました。
もっと早く病院行けばよかった。

パソコンも1週間以上見れず、随分と仕事をためてしまいました。

ただ、一つ良かったことは……。
寝るとき、布団に入ると、3才の娘に絵本の読み聞かせをせがまれるのですが、この時だけは娘が読んでくれたことです。
字も読めないのに、絵本を開き、絵を追いかけながら、いつも聞いている記憶を頼りに聞かせてくれるその姿に親馬鹿の私は感動してしまった次第です。

なかなか、楽しい結膜炎の夜でした。
治るの、もったいない。




2014年1月18日土曜日

フリースペース


16日(木)のフリースペースは8人の子どもたちが集まりました。

宿題をパッパッと終わらせて、園庭に飛び出す子。
甘えたくて、スタッフにたくさん話しかけてくる子。
宿題の途中で、ついついおしゃべりしてしまって脱線しちゃう子。
みんなが宿題している最中は室内で走り回っているのに、みんなが園庭に出た途端に宿題にとりかかる子。

フリースペースを始めて2ヵ月半。
一人ひとりの子どもたちがよく見えるようになってきました。

いろんなペースの子がいて、子どもたちの関係性が出来上がっています。
今は、学校でできた関係性をそのままフリースペースにも持ち込んでいますが、
将来的には、ここで新しい芽が出て、子どもたちの新しい可能性が見出せるといいな、と思います。

ゆっくりゆっくり、向き合っていきます。



2014年1月14日火曜日

上原芳枝先生、来島!!




ご報告、遅くなってすみません!
1112日で支援者養成講座「気になる子への理解と対応」を実施いたしました。



11日は、昨年8月に実施した第1回の再受講です。
8月に受講しそこねた方が対象ということもあって、受講人数は5名でした。
少人数ならでは、上原先生と濃い時間を過ごしていただけたと思います。

12日は、第2回。
8月に受講された方と11日に受講された方が対象です。
受講人数は20名。
第1回と比べると、より実践的で興味深い内容でしたが、それだけに難しかったです。
発達障害の特性の出方が様々で、子どもひとり一人によって違うこと。
複雑さ、曖昧さ、個別性によって、マニュアル対応ができないこと。
トライ&エラーで試しながら進むしかないことなど、現場ならではの講義内容でした。

上原先生が島にお越しくださるのは、これで5回目。
お話を聞くたびに発見があります。
今回、最も印象に残ったのは「その子にとって、今、何が必要なのか」という視点と「将来に向けて必要なこと」という2つの視点をもって支援にあたることでした。
これが本当に子どもに必要な支援なんだと実感した次第です。

次回は、7月を予定しています。
支援者養成講座としては、第3回・第4回(最終回)を迎えることになります。
実践例を写真などでご紹介いただきながら、子どもが必要とする支援について学びます。
皆様、楽しみにお待ちください。


2014年1月9日木曜日

おやつ休止のお知らせ


子どもサポートセンター今里&浦桑において、おやつをお出ししていました。
どうしておやつを始めたか、というと、
「食を通して、認知の幅を広げてほしいと思ったから」です。

認知って、難しく聞こえますね。
もう少しわかりやすく言うと……。

食事って、お父さんやお母さんの影響が大きくないですか?
例えば、お母さんが嫌いな食べ物は食卓にのぼらないとか(笑)。
他にも、揚げ物が出ない家もあるかもしれないし、お砂糖をたくさん使う家もあるかもしれない。
そういう食事って、土地や家の文化でもあります。
それはそれで大切な財産なんだけど、違う文化と触れあうことも重要だと思っています。

「うちではおやつって言えばスナック菓子だけど、こんなおやつもあるんだ~」
「お砂糖使わなくても、甘くておいしいね」

そんな小さな発見を子どもたちにしてほしい。
食を通して、世界を広げてほしいと思って始めました。


しかし、そんな思いの裏で、いつも気がかりなことがありました。
それは、食物アレルギー。

私たちは、利用する子どもの保護者の方々に必ず食物アレルギーについて確認をしています。
アレルギーの子どものことを考慮したおやつ作りを心がけてきました。
でも……本当に大丈夫なのか?
いつもその不安を消すことはできませんでした。

親御さんがまだ気づいていないアレルギーだってあるかもしれない。
私たちがどんなに気をつけても、調味料の中には意外なアレルゲンが入っていることもある。
また、普段は大丈夫でも、ちょっと体調が悪いときには反応が大きく出ることももあるかもしれない。

そんな不安について、スタッフの中で何度となく思いと責任について話し合ってきました。
そして、今回、おやつ休止という結論に至ったのです。

毎回おやつを楽しみにしてくれていた子どもたちには、本当に申し訳ない思いでいっぱいです。
でも、子どもたちに新しい世界に触れてもらうことはおやつじゃなくてもできるはず!
そう思って、これからもいろんな関わりを提供していきたいと思います。






2014年1月4日土曜日

旅立ち


新年あけましておめでとうございます。
2014年もせかい卵をよろしくお願いいたします。

今日は、せかい卵仕事はじめの日でした。
30日が仕事納めだったので4日間のお休みとなりましたが……。
実は、なぜか31日の夕方、スタッフ数名と年越しそばを食べた後、そのまま我が家に流れ。
そのまま解散もせず? スタッフたちは仕事を始めて……?
気づいたら仕事したまま年越しに……。
挙句の果てに、スタッフ2名は我が家に泊まって翌日の午前中もそのまま仕事して、
1日の午後に帰っていきました。

みんな、仕事が好きですね~。
年末くらいゆっくりすればいいのに……と思いつつ、私は先に就寝しました(笑)。


さて、仕事はじめの今日。
朝から、就労支援(若者自立支援)、気になる子の学習適応支援、学習支援……と盛りだくさんでした。
新年早々、若者たちも、子どもたちもいい顔で集まってくれてホッとしました。

そして、1つ嬉しいことがありました。
一人の若者が島を出て、就労体験に出かけることになったのです。
1ヶ月という長期間の体験実習です。

頑張りすぎずに、ゆったりかまえてやってきてほしい。
そう願いをこめて、送り出しました。

1ヵ月後、またその若者に会えるのを楽しみに、帰りを待っていたいと思います。

私たちせかい卵は、今年どんな年になるのでしょう。
若者たちの旅立ちを見送りつつ、いつでも帰れる場所として、
変わらずにいるのではなく、新化し続けながらいられたらと思います。




今年も始まります!

明けましておめでとうございます。
おうちでそれぞれの役目をおつとめの方も、お仕事が始まっている方も、ブログにいらっしゃった皆様、今年もせかい卵をよろしくお願いいたします。
もちろん駆け抜ける予定です。
箱根駅伝と同じくらい熱いです。
お見逃しなきよう、ブログをチェックしてくださいねー


さて、今日から仕事始めです!
「気になる子の学び適応支援」が始まります。
今日から来るお子さんもいらっしゃいます。
まだまだ受付中ですので、気になる方はご連絡ください。
カウンセラーと学習支援員で事前面談をいたします。
困っていること、悩んでいることをうかがい、それから方針を立てます。
困り感を少しでも減らしていける環境設定や課題設定を行いますので、学習は取り組みやすくなります。
終わったら事後面談を予定しています。

他に、今日は学習支援クラスもあります!
和やかでありつつ、淡々と自分のペースで課題に取り組むことができてます。
このクラスではその子が考えたプロセスをまずは一緒にたどって、
それから、その子に合わせて、既存の知識でラクに早く、間違いのないように解ける方法を見せたり、試したりします。あとは、ミスの減らし方も試しています。
自分を知って、自分にあった方法が見つかると学習も少しはラクになりますよ。
 少ない人数だからできることだと思いますが、
学習支援は、学習指導ではありません。
学業を通じたコミュニケーションを大切にしています。
 

明日は浦桑サポートセンターもオープンです。
久々のオープンです。
誰がくるかなぁ?
楽しみです!

学習支援のタマ

あけましておめでとうございます

せかい卵、7年目の春を迎えようとしています。 設立記念日は2月14日。 バレンタインデーと同じです! 私は、春にブログの更新をがんばるぞ! みたいなことを書いていましたが、全然書けませんでした。 …… その代わりと言っては何ですが 私の目標をここに書いておきます。...