2017年9月8日金曜日

夏休みも たまごっこ学習会

夏休みは過ぎていきました・・・
みなさん、それぞれの課題を持って勉強に励んでいましたが
さてここで気づいたことを一つ。

私は常々、間違いはわかるまでのステップの一つだと思っています。

間違い方から修正して生み出される対策は、
その子の対応力になるので、
間違えても自分でなんとかできる!
という意欲が生まれると思います。

Aのやり方がダメだったから、Bにしてみよう。
というチャレンジはありだと思います。

先生は最初から一つの道筋を教えてくれます。
ですが、先生は教えるプロなので、その道は「知らぬ間に」整っています。
先生たちが勉強すればするほど、研究すればするほど、洗練されていきます。

一方、初めて教わることは、お子さんにとっては獣道です。
道なき道にいきなりコンクリートで整備された道はできません。
いくら要求しても、出て来ないのです。
だから、義務教育は9年あるんです。
それ以上の高等教育機関は、3年以上あるのです。

自分で一歩ずつ踏みしめて、
振り返るとできた道だけしか、
身に付いたことにならないのでしょうね。

先生が教えてくれたことの意味づけや理解は、
いつも必ず遅れてやってきます。
その場でわかったことは、先生の補助があって、教室の雰囲気があって、なんとなく意識せぬままできたのです。
それまでにやり方を覚えておいて意味が後から立ち上がったり、
あるいは、先生の意図していることを予想して答えられるようになったりしていきます。

つまり、学ぶ方法が一つだけということにはならないのです。

先生が違えば、その先生が教えたことに対応する子供たちの理解プロセスだって
本当は変わってくるはずなんです。
それに、教わったことを自分一人で再現するまでには、長い時間がかかります。

その時間が人と比べて短いとか
その時間が不要な人が
「頭がいい」って言われるのかもしれませんね。

だからもし、
お子様が問題を解いているときに間違えてしまったときには、
「なんで間違えるんだ!」ではなくて
「じゃあ、間違えたところは一緒にやってみようか?」と次へつながる言葉をかけてみてください。
間違えるには理由があります。
その理由が、もしかしたらそのお子さんを形作る個性の一部かもしれません。

お子さんの近くにいる保護者の方は、そのお子さんの専門家です。
先生は教える専門家です。
だから、違う視点でそれぞれの見方がつながった時に、
思いもよらぬお子さんの像が立ち上がってくる瞬間がありますよ。

さて、お子さんたちの表現の導入に使った「キャット&チョコレート」というボードゲームを紹介します。
「話す」ことの重要性が言われて久しいですが、
・何を話すのか
・どうやって話すのか
・整合性があるか
・聞き手を意識しているか
等で伝わり方が変わってきます。
これは「何を話すのか」「整合性があるか」「聞き手を意識しているか」というのを客観的に見れます。

お題に沿って持っているカードを選び、ピンチを脱出する!
というもので、その子の発想や、カードの選び方の整合性、聞き手を引き付ける話し方、等をお互いに確認できます。
大人も子供も一緒にできるので、大人が四苦八苦する姿を見たり、「自分だったらこうするな」等と振り返ったりしやすいようです。
ルールは特に設けませんが、「人の発想をバカにしない」というのだけは徹底します。
これは大人がやれば、子供に伝わります。
「ああ、私はこういう部分がいいと思った!」と私が思ったことや、
「うーん、これはどういうことかもう一度教えてほしいな」等いった要求を伝える練習にもなります。
(ちなみに、全員に実施しているわけではなく、そういった課題があったほうがいいと判断したお子さんに、プログラムを作って実施しています。)

これは勝ち負けがわかるようになっているのですが、
終わった後はどちらかといえば、
このお題の時はどうするかなぁ……
という考えを深める方向に向かっていきました。
自分で考えるとは、さすが学習会に来てるだけあります!!

さんきゅー!


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子どもの未来応援プロジェクトHP
https://www.kodomohinkon.go.jp/

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