2017年3月2日木曜日

19の命 ~役に立つか立たないか、という価値観~


昨年7月、神奈川県で障害者殺傷事件が起きました。
19人の方々が亡くなりました。

この事件、報道の仕方や犯人の主張も含め、様々な問を投げかけており、
未だ、私たちの心の中で未消化なものがあるように思います。

ここでは、あまり多くは語れません。
私自身、未消化過ぎて、言葉にならないことが多いからです。

でも、あえてここで取り上げてみたいのは
一人でも多くの方に、この事件の投げかけている問について
あなたはどう感じますか?
あなたはどう考えますか?
と聞いてみたいからです。

私は、この中で出て来る
「社会の役に立つ・立たない」という言葉が引っかかっています。
私たちは、いつの間にか社会の役に立つか立たないかで人間の存在価値をはかってしまうような
そんな社会に生きているのでしょうか。

確かに、学校で子どもが
「将来、社会の役に立つ人間になりたいです!」
と言ったら
「そうか、えらいね」
とほめられたりするのかもしれないですね。
親だって、そんな言葉を聞いたら
「うちの子も大したこと言う」
なんて、誇らしげになるのかもしれない。

そんな私たち大人の評価が子どもの価値観を作っていくのですよね。
私たちの無意識の要求が、子どもたちの価値観に影響を及ぼしていると思うのです。

でも、大人の社会はもっと役に立つことを顕著に求められているのかもしれません。
会社で業績を伸ばせない人、役に立たない人は、リストラの対象になる?
「あの人、仕事できないよね」と影口を言われる?

どうしたら、役に立つ・立たないという理論から抜け出し
一人ひとりの存在の尊さにたどりつけるのでしょうか。
そうした議論をするとき、自分たちの置かれている立場や日常とは切り離された
どこかよそ事の理想論が繰り広げられていないでしょうか。

皆さんは、この事件から何をどう感じ、何を考えますか?

事件の概要等、詳しくは下記のHPをご覧ください。
そして、障害のある方、社会の在り方、社会の一員としてどうありたいか。
私たちの心の中にある差別、区別の意識。
そんなものに目を向ける時間をとっていただけたらと思います。

19の命
http://www.nhk.or.jp/d-navi/19inochi/


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