逃げ足の速い2月!
さて、2/23は4名の参加でした。
来るなり座って、学習状況の確認をします。
それから本日のやることを決め(参加者の心の中では決まっていることが多いです!)が、
優先順位をつけ、何を終わらせるのかを明確にします。
たとえば
「〇〇という単元の△△の問題を、ノート1ページ」
「〇ページから〇ページの漢字を10個覚える」
「プリント1ページ」
のような感じです。
教科学習が増すに従って、苦手意識が強くなるに従って…
目の前の苦手なものはなるべく避けて…というようになりがちです。
これは心のワクワクエネルギーがないとありがち。
学習活動を通して、苦手意識を育ててきてしまった子どもたちは、これが顕著です。
たとえば
「これできなかった」
「〇年生になっても△△が覚えられてないと言われた」
「テストの点数が悪かった」
「宿題が終わらせられなくて泣きながらやっていた」
などという経験に縛られてしまい、
学習全般に対する漠然とした苦手意識になっています。
目標を決めて取り組むことは、漠然としたものを明確にすることです。
支援があるってわかっているし、1時間のゴールが見えるので、取り組みやすくなります。
一斉授業以外の学習手段って、自分で取り組む!というのをイメージすることが多いですが、
「一緒にやれちゃうんだ…」と思ってもらえるくらいが継続しやすいですね。
わたしはそういう中では一種の辞書扱いです。
「タマちゃんきてー」と呼ばれて、近くにいくと、
「これ、わかんない」が多いです。
「わからない」にも種類があるので、本人と話していきながら辞書としての機能を果たします。
漠然とした苦手意識が減ってきて、近くに支援員がいれば問題を解くことができる。
「できる」と思えるものが増え、実際に「できた」という経験を増やしていく。
まずはこれですかね。
子どもが苦手だと感じていることも、「んん…?これはいけるかも」と気持ちが折れない範囲に変えられるように、ともに取り組んでいきます。
※今回の記事で使った例は、全て特定の個人を指すものではありません。
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