ちょっと緊張感がありました!
というのも、
お子さんと一緒に「県庁所在地クイズ」をやったからです。
最初に白地図で都道府県名と県庁所在地が書いてあるものを使って、
自分の今の状態を把握します。
たとえば、間違いやすいところを確認しあいます。
「群馬県の県庁所在地があぶなかったわー」
「島根と鳥取って、たまに迷うよね。どうやって覚えようか」
「四国ってさー、高知大きいよねぇ」
とやり取りを重ねつつ、
いろいろ言い合って他の人の覚え方を参考にしたり、教えあったりします。
ちなみに、島根と鳥取の位置がはっきりしないというので、
地図上でおさらい。
あるスタッフは
・島根は山口の右隣。
・島根には宍道湖がある。(=地図に湖がある)
・鳥取は島根の右隣。
と位置情報をメインに伝えていました。
字が読めて書けるからですね。
そこに、
・広島の北が島根
という位置情報と文字情報が偶然一致しているのを使って、
フォローする別のスタッフがいました。
他にも、
県庁所在地と県名が一致しないときには、
県名と県庁所在地が同じところを確認します。
それから
違うところを確認しています。
あるいは、共通点を上げてまとめたりしますね。
・海なし県
・九州地方
といったように全体の情報を分割して提供します。
そういうことをしながら、
その子が「都道府県クイズしたい」と言ったのを変えて、
ちょっとゲーム性を取り入れて確認することにしました。
クイズをするには情報量が必要なのですが、
県庁所在地と都道府県名だけ覚えている状態だったので、
各自で全部の県庁所在地と都道府県名を言って、
地図を完璧に仕上げることを目標にします。
そうすると、お互いの弱みと強みを報告しあって、カバーする形が生まれます。
相手の情報を受け取って、分析するというという練習にもなります。
今回は順番に
白地図の都道府県を一つずつ選び、
「ここは○○県で県庁所在は○○です!」と言って、
紙に漢字を書き入れます。
スタッフが意識して仕掛けていたのは、
・知識を共有して楽しめること
・本人の弱みを伝えられるような形を作ったこと
・お互いの覚えてない所をカバーできること
・漢字の書きについては時間をとって待ったこと
です。
例えば、この時に「もっと字をきれいにかきなさい」等と言うとゲーム性の楽しみも落ちてしまいます。
また、こういう形で確認する時間をとることで、
「これ、覚えてないかも」と言いやすくなります。
勝負でもないので、
感じるのは多少のプレッシャーのみです。
それも、事前にある程度はおさらいできているので、
やろうかなという気持ちにもなりやすいです。
こうして、
3回目にしてやっと全員でパーフェクトを達成したのでした。
よかったよかった!
がんばったスタッフ。お疲れ様です。 |
ご興味を持たれた方、詳細はHPをどうぞ。
http://www.kodomohinkon.go.jp
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