学習支援のタマです。
この前年頭のご挨拶をしたと思っていたんですが、
もう1月が終わります!
ど、どういうことかしら…早いわぁ…
さて、1月の「気になる子の学び適応支援」のご報告です。
新しくお子さんが加わり、いまのところ7名のお子さんが登録されています。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせくださいね。
お子さんの状態や都合で参加状況は変わっていますが、
最近は人数も増えてきました!
和室もなんだか狭く感じます。
お子さん一人ひとりの状態が違っていても、少人数集団で学習をすすめるのには理由があります。
人間は「人のあいだ」って書きますよね。
よく考えないで使っちゃいますが、人との間に存在して生きることが人だっていうこと。
人との間、つまり、人との距離は、人によって違います。
人との距離感覚を認識して、人との距離を自分なりに調整する。
それが不得手になりやすいのが、発達障害と呼ばれる状態なんだろうなぁと思います。
けれど、社会の中で生きていくのだから、いろんな状態の方たちの中で存在すること自体の経験は、ないよりあるほうがいい。
そして、それは心地よい快適な経験が先にあるほうがいい。
ずっと負荷が高くて不快な経験ばかりでは、辛いものです。
「そんなものだったよ」「すぐすぎるよ」といえる方は、負荷が高くても大丈夫だったんですよ。
既に人との間に適応できていたから、負荷が高くても越えられてきたのです。
それがまだうまくいかない段階であるならば、調整が必要です。
そのため、「あなたとの距離はこれくらいかな?」ということでお子さんたちとの関わり方もそれぞれ違う個別的学習にして、支援員がサポートするという形にしました。
人と人がかかわるための準備段階としても、快適な学習環境としても大切にしています。
子どもたちにとっては困り感がある学習にサポートが入り、かつ、適当なコミュニケーションがあるという形が新鮮なようで、なんとなく楽しそうに学習に取りくんでいるようです。
「ここにいてもいいなぁ」っていう感じが伝わってきます。
そのせいなのか、すっと準備をして学習をすすめます。
回数を重ねるごとに、変化もでてきています。
例えば、時間ぴったりに来て終わることを大切にしていたお子さんが、5分前に来ても大丈夫になっていたのを見ると、「お、余裕がでてきた」なんて感じます。
事前に「〇〇をします」と伝えることが必要なお子さんに、「ちょっと××だから、△△してみたいんだけど、どう?」なんて、様子を見て声をかけます。
了承をもらえると、やった!と思っています(心の中で)。
支援員が状態を把握した上で、その子に突然の声かけという負荷を与えてもOKになっているという変化です。
頭の体操程度のパズルを準備しているのですが、「わからないからやらない!」なんて感じだったお子さんが、他のお子さんがやっているのをみて「やってみる…」と手を伸ばす場面に遭遇すると、わお!と心の中で盛り上がっています(負荷が高くなられてもいけないのであくまで心の中だけです)。
学習のいい状態を経験してほしいです。
楽しいとわかりやすくなりますから!
わかったら楽しいですから!
0 件のコメント:
コメントを投稿