昨日は、子どもサポートセンター浦桑(以下サポセン)の日でした。
うれしい驚きが3つもあったんです!
まず、本来は、サポセンは日曜日開催なんですが。
この週は日曜日の会場利用ができず、土曜日開催となりました。
私は、町主催のイベントがあったので、遅れて13次0分くらいに行ったのですが。
思いがけない人が2人もいたのです。
1人は、入り口でお会いした方。
私のカウンセリング講座の受講生でした。
「あれ? 今日は講座ないのにな」と思っていると……。
「何が話したかったかわからないけど、何か話したかったから来ました」と言ってくれました。
うれしかったですね。
そういう気持ちって、すごく大事なことだと思うんです。
その気持ちに素直に従って行動できるこの方は、本当に素直な心の持ち主なんだな~、と思いました。
この日は来場者が少なかったので、15時までゆっくりお話しできて、よかったです。
2人目の思いがけない人は……中学生でした。
この子のお母さんは、ほぼ毎週サポセンに顔を出してくれていました。
本当はお子さんも一緒に……とお母さんは望んでいらしたのですが、本人はなかなか来場されなかったんです。
それが! なんと! 本人が来ているでありませんか。
私がとっても会いたかった子です。
久しぶりに見るその顔は、思ったよりも顔色がよく、元気そうでした。
少々緊張気味の笑顔ではあったけれど、とてもいい笑顔で、うれしかった。
私はその子を学習支援担当スタッフのタマに引継ぎました。
その子は、タマに連れられて、会場内を案内してもらっていて、
もしかしたら、冬の学習支援クラスに来るかも?と言い残して帰っていきました。
本当に学習支援に来られるかどうかはわからないけれど。
そんなことは、大切なことではありません。
今日、その子がサポセンに顔を出してくれたことがすごいことで、私にとってはうれしいことだったのです。
さて、3つ目の驚きは……。
サポセンに来ていた小学生。
いつも通ってきてくれている子で、学習支援にも参加しています。
この子がノートを手にして、私の顔を見ながらニヤニヤしているのです。
直接話しかけてくるわけではないのですが、何か言いたそう。
私が他の人と話していたので、声をかけにくかったのかもしれません。
その子は、他の人に向かって話していました。
聞くともなしに聞こえてきたその内容は、どうも私のことのようです。
「ん? なになに?」
その子に意識を向けてみると、なその子が持っているノートの中身がチラッと見えました。
そこには……! なんと! 長崎新聞の切り抜きが貼ってあるのです!!!
そう、先日、長崎新聞に私の顔写真とNPOの紹介記事が掲載された、あの記事の切り抜きです。
あの記事が掲載されてから、いろんな人が声をかけてくれます。
「がんばってるね!」「応援してるよ!」
そのたびに、「うれしいな」「ありがたいな」「見ていてくれる人がいるんだな」と思っていました。
でも、この日が一番うれしかったですね。
その決して話すのが上手ではない子が、ずっと抱えているノートに新聞の切り抜きを貼って大切そうに抱え、何度も何度ものぞいて見ている姿が、何とも言えずにうれしかったです。
この子は、どんな気持ちでこの切り抜きをノートに貼ったんでしょう。
記事の内容はわかっているんでしょうか?
お母さんが「載ってるよ」と教えたのか。
お母さんに記事を読んでもらったのか。
背景はその子も語らないので、何もわからないけれど……。
私の胸には、何か大きなものがドーンって入ってきたような気がしました。
驚きとうれしさがたくさんのサポセンでした。