わたしは英語の資格が一つだけあります。
有効期限がなくて、
ずっと使えるとされる一生涯の英語の資格です。
でも使わなくては忘れる一方。
上五島に来てからは使う機会はほとんどありませんでした。
学習支援上では有効に使えています。
それは学習支援の枠組みの中だったので、
ご本人の特性を踏まえて、
強みや弱みを活かした上で、
英語自体の特性のようなものを伝えるときに
活きているように思います。
例えば
単語の覚え方だったり
英作文の作り方だったり
日本語の訳し方だったり
自分が体験した範囲での話し方だったり
……
そして……
最近、学習支援で「英語がやりたい!!」と
目をキラキラさせて話してくれるお子さんと出会いました。
この「〇〇がやりたい!」まで来ると
一つの目標が達成できたかな、と思います。
未知の世界への意欲がわいてきたら、
素直に嬉しいです。
英語がやりたい!
っていうのは漠然としているので、
こちらのほうで何をするのか確認していきます。
アルファベット書くとか
単語を書けるようになるとか
発音の練習するとか
……
残念ですがわたしの発音は
典型的な日本人英語なのであまり役には立てませんが
いろいろと考えてアプローチします。
一つ気づいたのは
英語の発音の仕方です。
音の作り方を丁寧に伝えます。
調べてみたら
日本語の音素(発音の最小単位だと思って下さい)は母音と子音等を合わせて20~25くらいだとされていますが
英語の音素は40~50くらいあります。
つまり、倍なんです。
ということはそれだけ音の作り方があるってことです。
個々人の口腔内の発達を踏まえつつ
どんな形(結局は口の中のことを伝えるのには視覚情報と音声情報がメインになります)をとって
どこを意識するのか、
っていうのを伝えていきます。
説明するには、こちらも予習と復習が必要です。
でも、
それが楽しい!!
そして、それがその子への提供できるものを決めるとなれば、なおのことです。
ひとり一人の発達に合わせた学習を提供できること、
これも学習支援の強みの一つです。
興味のある方は
お問合せくださいませ。
0 件のコメント:
コメントを投稿