タマです。
おかげさまですっかり五島弁が多くなり、
「もう上手に五島弁使いなさるね!」と褒められることも増えてきました!
家族と話す時も
埼玉弁(?)になるまでちょっと時間がかかるらしく
妹には「お姉ちゃん、すっかりなじんだね」なんて言われてます。
自分ではわからないのですが、
そういうことってあるんだろうな。
それで、たまたま上五島で
話していて気付いたこと。
「ああそうね。大丈夫と思うよ」
「それは平気と思うよ」
ん?
えーと、何かが抜けた!って思ったんです。
標準語(NHK全国ネットで話される言葉をイメージしてください)だと
こういいます。
「ああそうね。大丈夫だと思うよ」
「それは平気だと思うよ」
五島弁では、
「大丈夫」「平気」は名詞として扱っているのだと思います。
「大丈夫(名詞)+と+思う」
標準語では「大丈夫だ」と形容動詞を
使っているのだと思います。
「大丈夫だ+と+思う」
辞書には、
大丈夫、平気、ともに名詞としても形容動詞としても載ってました。
元々、大丈夫は「大+丈夫」で「丈夫」は成人した男性、って意味なので名詞が先なのではないかと思っています。
平気はどうなんだろう。
「平気の平左」とか言いますよね。(古い)
確か、この言い方を初めて聞いたときには
あるべきものがついてないような感じがして気になったんですよね。
調べたら、「だ抜き言葉?」
なんてタイトルでNHKのHPにありました。(クリックすると別窓で開きます)
だ抜き言葉というより、
もしかしたら、名詞・形容動詞の語幹(変化しない部分)の両方に使える意味の範囲がある言葉が
あるのかもしれませんね。
確かにあるなぁ。
意外・意外だ
元気・元気だ
愉快・愉快だ
親切・親切だ
単純・単純だ
大事・大事だ
二字熟語は結構ありますね。
静か・静かだ
爽やか・爽やかだ
おおらか・おおらかだ
変・変だ
妙・妙だ
これ、限りなくありそう。
あっ!
病気・病気だ
は違うかな……
「病気だ」は形容動詞にしないですねぇ。
でも最近はなってるかもね。
(とても〇〇~、〇〇なと言うので意味が通じれば形容動詞と言われます。高校の受験テクニックの一つです。)
どうなっているのやら。
言葉は面白いですね!
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