入学式シーズンですね!
入学、進級、そして新社会人、新天地などなど。
立場の変わられた方々、おめでとうございます。
あたらしい場所で、ぼちぼちいこかー(笑)
さて、今日まで「世界自閉症啓発週間」といって
全世界の人々に自閉症を知ってもらおうという取り組みが国連で定められています。
最近、この取り組みは日本でも広がりつつあり、
毎年4月2日~8日は様々なイベントが開かれます。
(本当はもちろん、4月1日にアップするつもりだったんですよ……orz)
(本当はもちろん、4月1日にアップするつもりだったんですよ……orz)
この時期、ニュースで東京タワーが青くライトアップされているのを見たことありませんか??
テーマカラーが青なので、各地で青くライトアップされてるものもあるんですよ。
あと、地域によってはイベントを開催することもあります。
ご興味ある方は
こちらのサイトもご覧下さい。
自閉症というと……
わたしにとってはあまりに身近なので、他の人に聞いてみました。
自閉(=自ら閉じこもる)というイメージから、ひきこもることを想像される方がいました。
チョトマテチョトマテオニイサーン!
違うんです!
自閉症というのは、脳機能の偏りによって生じるものです。
ひきこもるわけではありません。
また、スペクトラムという考え方があります。
わたしにとってはあまりに身近なので、他の人に聞いてみました。
自閉(=自ら閉じこもる)というイメージから、ひきこもることを想像される方がいました。
チョトマテチョトマテオニイサーン!
違うんです!
自閉症というのは、脳機能の偏りによって生じるものです。
ひきこもるわけではありません。
また、スペクトラムという考え方があります。
スペクトラムというのは「連続体」という意味です。
身近なところでいえば、虹は連続体です。
どこから色が変わるのか、境目ってありそうでないです。
自閉症スペクトラムも同じで、「これだから○○!」っていうのが明確ではありません。
自閉症スペクトラムにいる方々は
想像以上に高い割合で存在しています。
あるお医者さんによれば、
自閉症スペクトラムの方は
「臨機応変な人とのかかわりが苦手で、自分のペースを守ることを優先する」というのを特徴にあげています。
「臨機応変な人とのかかわりが苦手で、自分のペースを守ることを優先する」というのを特徴にあげています。
もし、そんな人が近くにいたら。
(ちょっと、目をつぶって想像してみてください。)
(ちょっと、目をつぶって想像してみてください。)
その人は自閉症スペクトラムかもしれません。
誰にでも得意なことと苦手なことには差があることでしょう。
自閉症スペクトラムの方々も同じです。
ただ、それが対人面(や人のつながりで作られる生活)で出やすいです。
わたしが接してきた自閉症スペクトラムの中で、大変だろうなぁと思ったのは
適切に理解されずに、適切に配慮もされないままで来てしまった方々です。
二次障害(自閉症スペクトラムによる障害ではなく、周囲の無理解から生じるもの)が重いと、
自傷、他害、うつ、不登校、ひきこもりなどの深刻な状態を引き起こすケースもあります。
あまり好き嫌いが激しいから、わがままって思われていたら……
その人は、感覚に過敏があるのかもしれないです。
痛みや暑さに鈍感な方もいます。
同じ衣類しか身につけられない方もいます。
何度練習しても、マスの中に漢字が上手に書けないとか
すごくお話は上手だけど、なぜか書くことが苦手だっていうこととかもあります。
子どものころから大人びた話し方をしていても、何か演技をしているように感じられる人もいます。
すぐに気が散って、全然集中できない。
忘れ物が多すぎる。
などなど。
ん?
と思ったら。
その人は自分でもわからない困っている何かがあるのかもしれません。
そんな方がお近くにいたら
みなと同じことができないからと怒ったり、とがめたりする前に。
何か困ってるかもしれないです。
困った時はお互いさまっていいますが、
困ってるのが自分でもわかりにくい人にとっては
この違和感を他の世界につなげてくれる通訳の方が、あたたかい太陽のような存在です。
出会えたら、きっと有り難いと思うことでしょう。
というわけで
この島でも、自閉症啓発週間はなるべく青い服を着て動いていたタマでした。
(言わなければわからない程度に青い服を着てました。)
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