その和紙は、牛乳パック作ったもの。
うちのスタッフの誘導で、子どもたちが手伝って一緒に作りました。
<子どもたちと一緒に和紙すき>
牛乳パックを一晩水につけておいたもの。
ふやけてくると、紙パックは何層にもはがれるんですね。
表面のコーティングされたものをはがすと、中からこんな白い紙が出てきました。
写真は、それをまた水につけているところ。
この時、少量の重層を加えると水が浸透しやすいとスタッフが教えてくれました。

次に、よく水がしみ込んだ紙を細かく手でちぎります。
このちぎり方が、子どもたち一人ひとり違っていて面白かったです。
細かくちぎる子、層をはがすようにちぎる子……あとで水とまぜるからと大雑把にちぎるスタッフも。

次は、ちぎった紙をミキサーに入れて、水を足してよく混ぜます。
ただミキサーにかけるだけだというのに、その中の混ざり具合を見つめる目が真剣でした。
後で聞くと、このときの紙の溶け具合が最終的に和紙の出来栄えに反映するのだとか。

ミキサーの中身をトレーにあけ、のりを入れてさらによく混ぜます。
写真は、その中に巻き簾を入れたところ。

ポンボケだけど……わかります?
巻き簾のうえに、たくさん紙が載っていますよね?

紙が含んでいる水分を、押すようにして出します。
巻き簾をはずし、上から布をかけ、さらに水分をとります。
あとは、ガラスなどの平面に貼って乾かせば完成!

子どもたちの集中する様子が伝わりましたか?
今年の社協フェスタは、こうして、一つひとつを子どもたちと関わりながら準備してきました。
またの機会に、他の商品もご紹介していきますね。
※フェスタの参加については、「平成26年度長崎県子ども応援隊」の助成金を活用させていただきました。
0 件のコメント:
コメントを投稿